RRJDATA 「日本域領域再解析データ」の利用について

「日本域領域再解析データ」の利用について

ClimCOREプロジェクトでは、過去の日本域の気象データの再解析を高解像度で実施し、その成果としてのデータがさまざまな社会応用に活用されることを目指して研究を推進しています。

ClimCOREで進めている日本域領域再解析(Regional Reanalysis for Japan)には2種類あります。 一つは東京大学と気象庁の共同研究の下で進めている「RRJ-ClimCORE」、もう一つは、東北大学と気象庁気象研究所の共同研究による「日本域長期領域再解:RRJ-Conv」です。

「RRJ-ClimCORE」は、従来型観測データに加え、衛星観測を含むリモートセンシングデータと水平解像度1kmの解析雨量を同化しており、近年の現業メソ解析と同等の品質で、全球再解析よりも再現性がよいのが特徴です。2001年以降を解析期間の対象をとし、解析計算が進んでいます。 現在は社会応用課題における研究開発での活用のため、2018年7月~2022年12月の期間のデータをプロジェクト参加者に限定して、「試供版」として提供しています。これを用いて様々な研究が進行しており、いずれ最終版データもプロジェクト参加者に提供を開始する予定です。

「RRJ-Conv」は、同化するデータを従来型観測データ(地上気圧観測やラジオゾンデ高層観測、台風位置データ)に絞る一方で、水平解像度5km の高解像度なデータ同化システムを用い、解析期間の対象が1958年以降と、長期間にわたって均質な再解析を行っていることが特徴です。「RRJ-Conv」再解析値データはDIASにて公開されています。

ClimCOREが取り組む 日本域領域再解析データ